≪整心科学研究所(埼玉県上尾市)≫

自己治癒力により心身を整えていく。量子力学・宇宙物理学・脳科学の観点から精神を捉えた新しい科学に基づいた療法を研究、実践中です。
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    331)うつ・引きこもりを助長しないために
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      シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
      精神分析という対話療法で自己(無意識)を知り、必要に応じて書き換えていきます。
      そうすれば、不安は安心に変わり、生きる希望が湧いてくることでしょう。

      今日は、「うつ・引きこもりを助長しないために」について書きたいと思います

      春は、うつや引きこもりの人たちにとって辛い時期です。
      なぜなら、他者との差をより感じてしまう時期だからです。
      では、その差を感じないようにするにはどうすれば良いのでしょうか。
      うつや引きこもりを助長しないためには、何が必要でしょうか。
      ここでは、引きこもることの大切さを書きたいと思います。

      春は、卒業、入学、就職など変化の大きい季節です。
      また、芽吹きや開花など自然の成長が目に見えやすい時期でもあります。
      うつや引きこもりの人たちには、
      「言えない」「出せない」「動けない」があります。
      ですから、自己主張し、活動的で、どんどん変化、成長してゆく姿を目にすると
      自分との落差の大きさを感じてしまうのです。

      例えば、
      幸せそうに見える光景は、不幸な自分を感じてしまう。
      楽しそうな姿を目にすると、苦しい自分をより意識してしまう。
      嬉しそうな人を見ると、より辛い自分を見い出してしまう。
      活動的な人に接すると、動けない自分と比べてしまう。
      そして、自分を責めてしまうことになる。

      ある人が言いました。
      <幸せな人を見ると腹が立ってくる。
      いつしか、大声を上げてすべてをぶち壊してしまいたくなります。
      刃物を持ち出して、あたりかまわず振り回したい衝動に駆られるのです。
      そして、そんな自分が怖くなり、益々落ち込むのです。>

      この時期に一番大切なことは、幸せそうな人に会わないことです。
      つまり、その人が一番安心できる環境の中に引きこもっていること。
      周りの人も、持ち込まないことです。
      ですから、
      一番避けなければいけないのは『結婚式』への出席です。
      うつや引きこもりを助長しないためには、
      これらのことを周囲の人が理解し、引きこもることが必須です。
      まずは、これが助長しないための第一歩です。

      なぜ人は落ち込むのか、引きこもるのか、
      共に考えてみませんか。

      シニフィアン研究所では、これらの勉強会もしています。
      詳しくはお問い合わせください。
      シニフィアン研究所http://signifiant-lab.com/

      | うつ | 16:48 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
      うつ−自分の鏡像が壊れる体験
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        やる気がでない
        体がだるい
        常に眠い
        何もしたくない
        これらはうつ状態への入り口
        ある変化がそのキッカケとなる場合が多い
        近親者や恋人、ペットなど情を寄せている対象の喪失体験
        事故などによる体の一部など自分自身の喪失体験
        転勤や転校、引越し、降格や昇進、栄転等の環境の変化
        今回の東日本大震災など、自然災害による家屋、コミュニティーの喪失体験
        目標喪失
        などなど
        これらに共通しているのは「変化」や「喪失」
        愛する人はもちろん、大事にしていたペット、大切にしていた物など
        それらはその人自身であり、そのすべて、もしくは一部となっていたもの
        自分の姿を映してくれる鏡像となっていたものなら何でも良い
        それに人は「思い出」「生きがい」「命」「すべて」と呼ぶ
        つまりそれらは自分自身でもある
        だから喪失体験は
        まるで自分が亡くなったかのように感じる
        「心にぽっかり穴が空いたようだ」
        「自分の一部がもぎ取られたようだ」
        「自分の存在価値がない」
        「生きる意味がなくなった」
        などと表現する
        自分のまとまった姿を映してくれていた鏡が壊れる体験そのものである
        うつ状態にある場合
        重症の時期はエネルギーも枯渇しているから動けない
        しかし、入り始めと回復途上で「自殺」の可能性が高くなる
        引きこもり状態が必須であり
        その期間は壊れた鏡像の修復する服喪期間でもある
        刺激はより一層の鏡の崩壊を促すこととなる
        ゆえに
        可能な限り静かに刺激のない「安心」と「安全」の環境を必要とする
        「がんばって」の言語は禁句となる
        温かい眼差しで、口を出さず、見守り続けることが大切である

        Φ シニフィアン研究所のHPはこちら http://signifiant-lab.com/
        | うつ | 19:45 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP