≪整心科学研究所(埼玉県上尾市)≫

自己治癒力により心身を整えていく。量子力学・宇宙物理学・脳科学の観点から精神を捉えた新しい科学に基づいた療法を研究、実践中です。
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    344)父よ出てこい
    0
      シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
      精神分析という対話療法で自己(無意識)を知り、必要に応じて書き換えていきます。
      そうすれば、不安は安心に変わり、生きる希望が湧いてくることでしょう。

       今日は、「父よ出てこい」 について書きます。

      最近、思春期の子どもの非行についての相談が増えてきました。
      例えば、「万引き」「窃盗」「夜中徘徊」などです。
      特に中学生の息子さんが多くなっています。
      彼らは一体何を訴えているのか?との問いを立て、考えてみたいと思います。

      これはあくまでも私見ですが、
      「問い合わせや相談は圧倒的にその母親からである」傾向があります。
      なぜ父親ではなく、母親なのでしょうか。

      ・父親よりも母親の方が、子どもに関心が高いから
      ・母親の方が子どもの身近に居るから
      ・母親の方が時間的ゆとりがあるから
      ・父親不在(単身赴任、長期出張など)
      ・その他

      これらのことも含め、相談に来られた母親の情報から、ある父親像が浮かび上がってきました。
      それは≪父親(夫)の影が薄い≫ということです。
      子どもの相談に来ているのですが、話を聞いているといつの間にか父親(夫)への不満になっていることが多々あります。

      ・何も言わない父親(無口)
      ・最初からあきらめている父親(仕方ない、そんなもんだ)
      ・相談相手にならない父親
      ・父親不在etc

      ここから父親(夫)がその役割を果たしていないということが予測されます。
      ですから、母親が一人で必死になり、結果的に子どもに過干渉になることが考えられます。
      そして、そのことが子どもに窒息感を感じさせ、反抗や非行などの問題行動を加速させる。
      だからといって、
      逆に母親も仕方ないとあきらめてしまったなら、
      子どもは「見捨てられた」「どうなったっていいんだ」と思って、ヤケになるかもしれません。

      これらの連鎖を断ち切るにはどうしたらよいのでしょうか。
      それは、『父親が父の役割を果たすこと』ではないでしょうか。
      ここで≪父の役割とは何か?≫という問いが出てきます。
      詳細は別稿に譲るとして、
      ≪父の役割とは、語る父=法、秩序、ルールを言葉で示すこと≫です。
      つまり、人として生きるとはどういうことか、
      社会に参入するとはどういうことなのか、
      なぜ非行はいけないことなのか、
      これらのことを、感情的にではなく、客観的に語れる父であること、
      これらのことを意味します。

      家庭に父不在である時、
      母親はその指針を持てず、戸惑い、迷うことでしょう。
      その結果子どもにそのはけ口を向けてしまうかもしれません。
      あるいは、そんな母の不満を子どもが感じている可能性も考えられます。
      そして何よりも子ども自身が、
      父親を通して社会の法、秩序、ルールを知りたい、示してほしいとの強い訴え(メッセージ)と考えられないでしょうか?
      これらのことから、少し乱暴な言い方になりますが、
      思春期の子どもの非行や問題行動は
      『父よ出てこい、父の役目を果たせ、社会のルールを教えてくれ』との訴えだと思うのです。
      思春期の子どもの非行・問題行動=社会的父への呼び出し
      このような図式が見えてくると思うのです。


      ご意見、質問などはシニフィアン研究所までhttp://signifiant-lab.com/
      シニフィアン研究所では思春期の子どもの問題などの相談はもちろん、各種勉強会・講座も開催しています。http://signifiant-lab.com/eatingdisorder/
      詳しくはお気軽にお問い合わせください。

      なお、9月3日(火)〜5日(木)は関西へ出張します。
      詳細は明日、ブログとHPのカレンダーにてお知らせする予定です。

      | 非行・家庭内暴力・DV | 11:39 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
      306)虐待と無視
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        シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
        精神分析という対話療法で心身の悩み相談をしています。
                   
        今日は、「虐待と無視 について書きたいと思います。

        虐待されるのが分かっているのに、結局舞い戻ってしまう人がいます。
        周囲の人は、『どうして?』と理解に苦しむことでしょう。
        それは
        その人にとって、自分が間違いなく存在し、生きていることの証となっているからはないでしょうか

        『虐待は嫌だけど、少なくとも虐待されている間は自分が生きている実感がある』
        『私は彼に、(虐待する対象として)必要とされている』
        このように語った人がいました。

        何よりも『無視される』ことを恐れているかのようです。
        それほど、無視されることは、人にとって辛いことなのです。
        (これについては、以前にも書きましたが)

        無視=自分という存在が無くなるに等しい

        だから
        「無視されるよりは、まだ虐待の方がましだ。だって、私がそこに居るから虐待する。
        居なかったら、虐待すらできはしないのだから。」
        と思ってしまうのかもしれません。
        つまり、
        虐待されることが、少なくとも自分が存在し、生きていることの証となっているからです。
        このように考えてみると、
        虐待されるのが分かっていながらも、結局戻ってしまう理由が少し理解できるような気がします。

        どうしてこれほどまでに、人は自分の存在が無くなることを恐れるのでしょうか?
        どうしてこれほどまでに、自分の存在を証したいと思うのでしょうか?
        これについては、後日考えてみたいと思います。

        ご意見、ご質問はシニフィアン研究所までご連絡ください。
        http://signifiant-lab.com/
        トラウマのサイトもあります。http://signifiant-lab.com/trauma/

        | 非行・家庭内暴力・DV | 14:23 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
        304)家庭内暴力と怒り
        0
          シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。

          精神分析という対話療法で心身の悩み相談をしています。
                     
          今日は、「家庭内暴力と怒り について書きたいと思います。

          暴力の背景には一体何があるのでしょうか。
          それは『怒り』 であり、その解決方法は怒りの基をよく聴くことだ』と言いたいと思います。

          青少年の家庭内暴力や、恋人・夫婦間の暴力(DV)の相談を通して観えてくるものがあります。
          それは『怒り』です。
          その内容は様々です。
          ただ共通しているのは
          ≪何で解ってくれないんだ!
          との叫びです。 

          ある男性(DV)が言いました。
          「手を出すのは悪いのは分かっている。しかし、あいつは俺のことを理解しようとしないんだ。だから殴ってしまうんだ。」
          また、ある少年は
          「母さんは、オレに文句を言うことしか知らない。オレの言うことを聞こうとはしないんだ。」
          「オレに正面から向かって来いと言ってるのに、良い親面ばかりしてやがる」
          と、言いました。

          暴力は決して容認できるものではありません。
          まして、その対象が弱者であれば言うまでもありません。
          ただ、暴力を振るってしまう側に目を向けた場合、
          そこには、
          「相手が、オレの言うことを聴こうとしない。」
          「オレの言う通りにしない。」
          などの不満が見えてくるように思います。

          暴力はいけないことだと頭では分かっています。
          しかし、相手に解らせるためには、もはや暴力という方法しかない。
          あるいは、暴力という方法でしか伝わらないと思ってしまっている。
          そんな気がします。

          「話せばわかる」という言葉があります。
          彼らの話を聞いていくと、
          彼らも最初は、相手に対して話して(言って)いるのです。
          「〇〇してほしい」
          「〇〇したい」etc
          ところが、
          無視されたり、否定されたり、説教されたりして自分の思うように相手が動いてくれない、聞いてくれない、
          そのような状況に直面し、最初は我慢しています。
          それらは一度ではなく、何度も繰り返され、幾重にも積み重なり、
          やがて≪怒り≫となって蓄積されていきます

          それらの蓄積した怒りが、ちょっとしたキッカケによって
          一気に爆発するようです。
          『クソッ!またかよ!』
          『そんなこと言ってないだろ!』と我慢してきた怒りが一気に湧き上がってくるのです。
          これが、家庭内暴力やDVと言われるものとなるのです。

          これらに対する方法は、まず『聴くこと』です。
          彼らは、そもそも何を求めているのか?
          何を言いたくて伝わらない、聞いてくれないと思っているのか?
          ここから向き合ってゆくことです。
          これには第三者の介入が必要となるでしょう。

          具体的なことはさておき、ここでは、
          家庭内暴力やDVなど「暴力」の根底には何らかの『怒り』の蓄積があることを書きました。
          その『怒り』が何であるかを知るには、相手の言うことをよく聴くことです。
          精神分析という方法によってその怒りを明らかにすることが可能です。

          聴いているにも関わらず、解らない、聴けない方、興味を持たれた方は
          シニフィアン研究所までお問い合わせください。http://signifiant-lab.com/
          勉強会、講座もあります。 http://signifiant-lab.com/#10 http://signifiant-lab.com/#11


          | 非行・家庭内暴力・DV | 15:24 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP