≪整心科学研究所(埼玉県上尾市)≫

自己治癒力により心身を整えていく。量子力学・宇宙物理学・脳科学の観点から精神を捉えた新しい科学に基づいた療法を研究、実践中です。
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    253)生きる意味を創り出す=私は、あなたのために生まれてきた
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      シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
      精神分析という対話療法で心身の悩み相談をしています。
                 
      今日は、「あなたのために生まれてきた」について書きたいと思います

      「何のために生まれてきたのか?」→「私は、この人のために生まれてきた」
      このように断言し、まったくブレない人に会ったことがあります。
      ここまで断言でき、それを実行し続けられるのはなぜなのだろうか?
      その理由を知りたいと思いました。
      彼女を知ってゆく過程で、その理由が理解でき、学びました。

      人は、自分の姿を映し出せる人に出会った時、
      それを、自分の生きる意味として書き換えられる。

      当時、その人(50代女性)が語った言葉を紹介します。
      ≪出会った時に、「私は、この人のために生まれてきたんだ」と思いました。
      そして、今も、これからも、私はこの人のために生きていきます。≫

      お互いが育った環境はまったく違ったようですが、
      ただ一点、同じものがあると言いました。
      それは
      『親から見捨てられた存在だった』です。
      詳細は避けますが、
      共に親から忘れ去られ、必要とされなかったとのことでした。

      その彼の姿に接した瞬間
      彼女は「私はこの人のために生まれてきたんだ」と確信したと言いました。
      それから心身両面において支えました。
      まさしく、自分のすべてを投げ出し、彼のために捧げる献身そのものです。
      言葉を変えて言うと
      彼女は、彼の母に徹することを決意したのです。
      ここが、彼女の素晴らしいところです。
      単なる同情ではなく、
      自らが求めていた
      「母から世話されたい欲望」に気付き、「自らが母になり世話する欲望」へと書き換えたのです。
      それが、自暴自棄になっていた彼女の、「生きる意味」となったのです。

      そして、数十年後
      彼は、彼女のその献身に感謝して、家をプレゼントしました。
      彼は、彼女と出会って初めて「家庭」を作ったのです。
      お互いがお互いの中に、自分を見出し
      相手を喜ばせることで、自分も喜ぶ。
      まさしく母子関係です。
      もっと言うと、鏡の関係です。

      このようにして、彼と彼女は互いに「生きる意味」を共有し合ったのです。
      彼女の側からみれば、
      親に見捨てられ、自暴自棄になっていた自らの姿を映す鏡(=彼)に出会ったことで、
      生きる意味を創り出し、それまでの人生を書き換えた
      と言えるでしょう。

      いじめや、ストーカー、自殺、殺人など、
      生きる意味を見出せず、暴力でしか表現することしか知らないニュースを見聞きし、
      数十年昔に出会った彼女のことを思い出しました。
      生きる意味を見出すには
      自らの欲望を知ることから始まります。
      それを知ったとき、初めて彼女のように生きる意味を持てるのだと思います。

      精神分析は、自分の欲望を知る方法です。
      興味をもたれた方はシニフィアン研究所までお問い合わせください。
      http://signifiant-lab.com/

      | 生き方 | 14:54 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
      252)自殺を決意したとき
      0
         

        シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
        精神分析という対話療法で心身の悩み相談をしています。
                   
        今日は、「自殺を決意したとき」について書きたいと思います
        私が「自殺」をすると決意した時の、不思議な心理状態と感覚です。
        それは私だけなのか、共通するものなのかは判りません。
        ただ、そこまで自分を追い詰めたとき、
        それまでに無い心理状態と感覚を体験しました。
        それだけは、今でも鮮明に覚えています。

        ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

        大津中2自殺問題をはじめ、連日のように、多くの青少年の自殺関連ニュースが報道されています。
        ・自宅マンションで中2転落死=飛び降り自殺か―茨城
        産経新聞 7月30日(月)7時55分配信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120729-00000084-jij-soci
        また、このようなニュースも目にしました。
        ・一生金ヅルしんどい・やっと楽に…自殺高1メモ
        (大阪府貝塚市で昨年10月、同府泉佐野市在住の定時制高1年・川岸朋之さん(当時18歳)が自殺)
         「もっと生きたかったし。もっとみんなと遊びたかったし。もっと楽しい事したかった。死にたくない。死ぬのは怖い。でも死ぬしかないと思った。『生きる』選択肢が無かった。みんな相談もせんとごめん。今までありがとう」
         「(自殺場所近くの)二色浜到着。泣けてきた。今日で死ねる。やっと楽になれる」(昨年10月25日)
        読売新聞 7月28日(土)18時51分配信http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120728-00000822-yom-soci

        ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

        どうして「自殺」を選択してしまうのか?
        249)自殺を考える時―大津中学生いじめ、自殺に思う にも少し書きました。
        「自殺」を考えた時、たいていの人が言う(書く)言葉が
        『楽になる』と『ありがとう』です。
        死ねたらどんなに楽だろう。
        死んでしまったらこんなに苦しむこともなく、楽になれるのに。
        死んで早く楽になりたい。
        このような言葉を一度は聞きます。
        そして、親しい人に対して「今までありがとう」と書きます。

        私の場合を書きましょう。
        高校生の時、生きる意味を見出せなくて「自殺する」と決め、遺書を書きました。
        今ではその遺書の内容は覚えていません。
        ただ、鮮明に覚えていることがあります。
        それは自分の不思議な心理状態と感覚です。
        自殺すると決めてからの時間は
        とっても不思議としか言いようのない心理状態と感覚でした。

        それまでは、
        どうして解ってくれないのか。
        どうしたら逃れられるのか。
        どうしたらいいのか。
        どうして?どうしたら?ばかりが頭の中を渦巻いていました。

        ところが、一度「死ぬ」と決めた途端
        周りの世界がまったく違って観えました。
        平安と安堵の気持ちになり、透明ガラスの向こう側にすべてがあるように感じられました。
        すべての感覚がちゃんとあるにも関わらず、
        叱咤や罵倒の声も、笑い声もはしゃぐ姿も、雑踏も、皮膚感覚もちゃんとあるのに
        すべてがガラスのようなものを通して感じられるのです。
        今まで体験したことの無い、不思議な感覚でした。
        そこに居ながらそこには居ない感覚。
        そして、次にやってきたのが許しの気持ちです。
        現実は何も変わらず、以前とまったく同じだけれど、
        すべてを許せる気持ちになりました。
        それまで抱いていた
        「怒り」「苦しみ」「悲しみ」憎しみ」「恨み」「妬み」など
        すべて消え去り、許せる気持ちがやってきました。
        とっても不思議な心理状態と感覚でした。
        それが
        「ありがとう」の言葉になって表現されるのでしょう。

        いじめられ、自殺していった彼らが
        このような心理状態と感覚だったかは解りません。
        ただ、死ねなかった私の個人的な
        今でも鮮明に覚えている心理状態と感覚です。

        当時を振り返って思うことは
        あの時の私をまるごと受け入れ、良い悪いの判断をせずに、認めてくれる人がいたなら
        あんなにも自分を追い詰めてしまわずに済んだのではないかということです。
        そして、だれよりも、母がその人であったなら、
        世界中の全ての人が敵になっても
        きっと私は自殺など考えなかったと思います。

        精神分析家となったのは、私の原点がここにあるからです。
        すべての人が、生んでくれた母にオールOKして欲しい、と叫んでいると思います。
        でも、もし、その声が届かなかったとするなら
        一時的であるにせよ、代理母=母代行を引き受けます。
        そして、お母さんたちに「オールOK子育て法」の大切さを伝えています。
        それが、シニフィアン研究所の迎意 愛です。

        シニフィアン研究所のHPはこちらです。
        http://signifiant-lab.com/
        オールOK子育て法はhttp://signifiant-lab.com/raise/
        思春期の悩みはhttp://signifiant-lab.com/eatingdisorder/ 

        | 宛名のない手紙 | 11:41 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
        251)ロンドンオリンピック開幕
        0
          シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
          精神分析という対話療法で心身の悩み相談をしています。
                     
          今日は、「水泳200mバタフライ代表 松田丈志」について書きたいと思います

          いよいよスポーツの祭典、ロンドンオリンピックが開幕しました。
          早朝からライブでご覧になった方も多かったことでしょう。
          なでしこジャパンはじめ、多くの期待を寄せる競技、選手がある中
          水泳200mバタフライ代表選手 松田丈志選手について書きたいと思います。

          彼は「金メダル」を獲得するでしょう。
          なぜなら、
          「金メダルを取る」という言語が、彼の脳裏(辞書)に登録されているからです。

          先日、図書館の新刊書の棚で、たまたま
          「『自分超え 弱さを強さに変える』 松田丈志、久世由美子共著 新潮社」を見つけ、
          読んで、そのように確信しました。
          少し、この本の紹介をしたいと思います。
          松田選手が久世コーチと共に歩んだ20年以上の歴史とハードワークの結晶が、
          それぞれの視点から書かれています。
          単なる歴史の羅列ではなく、
          選手とコーチがひとつの目標に向かって互いに創りあげてゆく、心の軌跡が読み取れます。
          それはまったく、子育てと同じです。
          最初は、常に側に居て、片時も離れることなく「オールOK」する。
          この段階で創り上げるもの=信頼関係

          そして、成長に従って、親も子どを認め、親も変化し続ける努力が必要です。

          以下、著書から引用します。

          松田選手が、
          僕は、コーチを変えるという変化が必要だと思ったことがありません。それは久世コーチが、ずっと同じやり方で指導してきていないからだと思います。僕の年齢が上がっていくに従って、教え方やトレーニングを変えていける柔軟性が久世コーチにはありました。(p72)
          と書けば、久世コーチは
          初めはコーチが上で、選手が教えてもらうという関係から始まります。しかし年齢に応じてだんだん選手の人格ができあがってきたときには、選手の考えをコーチが認めなければいけません。これは子育てと同じです。(p87)
          と書いています。

          取れたらいい、ではメダルはとれない
          なんのために泳ぐのか
          この問いかけに、松田選手は選手生活断念の危機を乗り越え
          ついに、
          「オリンピックに出て金メダルを取ることがボクの仕事です」
          と言い切れるに至ったと書いています。(p178)
          そして、最後に久世コーチは
          私の資本は気持ちです。人の気持ちに背かない気持ちです。いつでも一生懸命やります。だからこそ、自分の力の及ばないところもわきまえています。できないことは人に頼むしかありません。正直にお願いすることで道が開けたという経験を何度もしています。(中略)みんなを巻き込むと不思議なことに、できないことが、できることに変わっていくのです。(p187)
          と結んでいます。
          松田選手と久世コーチはまさしく母子関係だとも言えるでしょう。
          ただ二人の世界に閉じこもっているのではなく、
          「金メダルを取る」との一つの目標(言語)に向かって
          それぞれの役目をしっかり弁え、周りを巻き込んで不可能を可能に書き換えていく。
          それは、久世コーチの始まりの言葉に表現されています。
          私の頭の中には金メダルを取ることしかありません。
          ロンドンオリンピックの表彰台で君が代を聴きたいと思います。(p23)

          「世界を驚かす泳ぎをしたい」
          この言葉が、松田選手のオフィシャルサイトに書かれています。
          http://takeshi-matuda.com/category/message/

          さあ、松田選手と久世コーチの20年以上にわたる集大成がまもなくみられます。
          日本選手の活躍と応援はもちろん、ロンドンオリンピックをお互い楽しみましょう。

          シニフィアン研究所では
          オールOK子育て法を中心に、人の心を育てる教室を開いています。
          こちらを参照ください。http://signifiant-lab.com/#10
          オールOK子育て法はこちらです。http://signifiant-lab.com/raise/

          | 事件・事故・ニュース | 11:57 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
          250)タイガーマスク―みなしごのバラード
          0
            シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
            精神分析という対話療法で心身の悩み相談をしています。
                       
            今日は、「一人ぼっちーだれも解ってくれない」について書きたいと思います

            「だれも自分のことを解ってくれない」
            「何のために生きているのか」
            「生きている意味なんかない」
            「どうせ一人ぼっちだ」
            「どうなったっていい」
            心の中でこのように叫んでいるのが、現在の青少年だと思うのです。
            思春期には誰もが抱く想いかもしれません。
            それが適切な形で発散できなくなった時
            歪んだ行動で表現するしかなくなるのではないでしょうか。

            私には常にありました。
            特に、両親に対してです。
            外見はごく普通で、親が少し教育熱心な家庭に見えていたと思います。
            そんな中で私は

            〜親は私のことなんか、どうでもいいんだ〜
            〜自分の都合のいいことしか考えていない〜
            〜私なんかどうなたっていいんだ〜
            との想いを強くしていきました。
            親の言いなりになるしかない弱者の存在
            無力な自分
            テレビでさえ自由に見せてもらえない
            ことごとく過干渉で、まったく自由などない
            ≪私は一人ぼっち―だれも私の気持ちを解ってくれない≫
            このように小さい胸を痛め、孤独を秘めていた小学生低学年の私

            両親と同じ屋根の下に住んでいたけれど
            でも、心は「みなしご」そのもの
            だけど、それは誰も知らない、気付かない
            自分だけの秘密

            そんな時に耳に飛び込んできたのが
            タイガーマスクのエンディングに流れる曲でした。
            『これぞ自分だ!』
            と思った記憶があります。
            今でもその歌詞ははっきり覚えています。

            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

            みなしごのバラード    作詞:木谷梨男 作曲:菊池俊輔 唄:新田 洋 

            あたたかい 人の情けも
            胸を打つ あつい涙も
            知らないで育った
            僕は みなし児さ
            強ければ それでいいんだ
            力さえあれば いいんだ
            ひねくれて 星をにらんだ僕なのさ
            ああ だけどそんな僕でも
            あの子らは 慕ってくれる
            それだから みんなの幸せ祈るのさ(テレビではここまで)

            吹く風が 冷たい時も
            降る雨が 激しい時も
            眼をあげて 明日に希望をかけたのさ
            ああ だからきっといつかは
            あの子らも わかってくれる
            みなし児の 正しく生きるきびしさを
            みなし児の 正しく生きるきびしさを
            (うたまっぷ.comhttp://www.utamap.com/showkasi.php?surl=S02667から転載)

            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

            誰かに理解されたい欲求=愛されたい欲求
            誰にも理解してもらえない失望(愛されていないと感じる)が
            一転して「攻撃心」を創り出すといわれています。
            愛されたいのに、愛してくれない者への憤りが根底にはあるのです。
            これを外に向かって出す必要があります。
            「愛して欲しい」と素直に言えたなら、
            そして、愛してもらえたならどんなに幸せな気持ちになるでしょう。
            愛していないと言われたらもちろん、
            愛していると言われても、愛されていると感じられなかったなら
            それが憎しみへと転換し、攻撃心を生み出してしまいます。

            それが外に向けば、例えば
            スポーツなどで放出されるか、暴力やいじめ、殺人などで放出されることになるでしょう。
            内に向けば、自己探求、哲学、精神分析であるし、
            自傷、自殺、失踪などではないでしょうか。

            特に思春期はこれらが表面化しやすい時期です。
            痛ましい事故や事件、犯罪を見聞きするたびに
            そこには
            人の心への気付きのなさと、適切な表現方法を知らない姿を感じてしまうのです。
            人の心の世界をもっと知ってみませんか。
            そうすれば、自分の中にある疑問が解けるかもしれません。
            「なぜ?」
            との問いかけを大切にしてみませんか。

            シニフィアン研究所のHPを参照くださいhttp://signifiant-lab.com/
            埼玉、和歌山、大阪だけでなく全国ドコへでも出張します。
            スカイプ、電話、メールでもOKです。
            スカイプでセラピー手続きマニュアルはこちらです。http://signifiant-lab.com/images/

            | 宛名のない手紙 | 11:37 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
            249)自殺を考える時―大津中学生いじめ、自殺に思う
            0
              シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
              精神分析という対話療法で心身の悩み相談をしています。
                         
              今日は、「自殺を考える時」について書きたいと思います

              大津中学生のいじめと自殺問題が、連日取り上げられ、
              一部の掲示板では炎上と呼ばれる状況にまでなっているとのことです。
              他にもいじめや自殺のニュースが毎日のように報道されています。

              ●「大津いじめ 26日から生徒聴取 滋賀県警、いじめ実態解明目指す」
               http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120726-00000507-san-soci
              ●「中3男子にいじめ、鼻の骨折る…同級生3人逮捕」
               http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120725-00000943-yom-soci
              ●「中2男子を殴る蹴る、同級生3人を逮捕・補導」
               http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120725-00000957-yom-soci

              これらの問題に関しては、今後の警察や裁判に委ね、注視したいと思います。
              と同時に、亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、被害に合われた関係者の方々の心中をお察しいたします。

              ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

              「人はどのような時に自殺を考えるのだろう?」
              それは≪生きる意味を無くした時≫ではないでしょうか。

              ここからは、自殺を考えた高校時代の自分を振り返り
              今思うところを書いてみたいと思います。

              思春期には、だれもが一度は「自分の生きる意味」を問いかけるでしょう。
              「私は一体何のために生まれてきたのだろう」
              「私は一体何者か」
              「私は一体何のために生きているのだろう」
              アイデンティティー(自己同一性)への問いかけです。

              私が「自殺」を考えたのは、高校2年生の時。
              大学進学を控え、進路について迷っていた時です。
              自分の進む方向と、周りからの期待との軋轢に苦しんでいました。
              この時が初めてではありません。

              なぜか、物心付いたときから
              「これでいいのだろうか?」
              との問いかけを持ち、生きる意味を模索していたように思います。
              高校進学の時も、迷いはありましたが、
              いよいよ大学進学を前にして
              その問いかけが、一気に浮上してきたのです。

              それまでは、
              親の敷いた安全な道(親が安全な道であると考えていた道)を強要され
              それに抵抗することを一切許されず、仕方なく必死で走り続けるしかなかった道。
              それへの不満と疲れが
              私の限界を超えたのでしょう。
              抵抗ではなく、諦めでした。
              「もう私にはこの道しかないんだ」
              と思った瞬間
              「この世から逃避するしか私の生きる道はない」
              と確信しました。
              そこから「自殺」を考え始めました。

              その後、どのようになっていったのかは別の機会に譲るとして、
              人が「自殺」を考える時、
              それはきっと
              辛いから、苦しいから、難題を乗り越えられないからではなく
              「生きる意味を見出せないと思った時」ではないでしょうか?
              どんなに苦しく辛くとも、
              そこに何らかの意味を持てたなら
              人は本来、誰もが、どんな艱難辛苦でも切り開いていくパワーを持っていると思います。
              心が強いとか弱いとかではなく
              生きる意味を持っているか、いないかだと考えます。

              その一例として
              自殺はもちろんのこと、
              うつ、引きこもりなどの人たちが
              精神分析によって、生きる意味を持った時
              間違いなく歩み始める姿を、何人も見ているからです。

              シニフィアン研究所では精神分析によって
              生きる意味を持つお手伝いをしています。
              興味をもたれた方はこちらまでご連絡ください。http://signifiant-lab.com/
              「思春期の悩み」のサイトも参照ください。http://signifiant-lab.com/eatingdisorder/

              | 宛名のない手紙 | 11:24 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
              248)HPリファインしました
              0
                シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
                精神分析という対話療法で心身の悩み相談をしています。
                           
                今日は、「HPリファインのお知らせ」す。

                シニフィアン研究所のHPには、メインサイト以外に9つのサブサイトがあります。
                その中の3つをリファインしました。
                その3つのサブサイトについて簡単に紹介します。

                ☆ 精神分析的子育て法 オールOK!
                http://signifiant-lab.com/raise/
                このサイトでは
                今すぐ使えるオールOK子育て法を具体的に紹介しています。

                子育ては妊娠する前から始まるとの視点から、
                結婚する時から始まり、子どもを迎えるために何が必要か
                また、どのように対応すればよいか、子どもの年齢(月齢)ごとに書いています。

                ☆ 恋愛と結婚―仕事と生きがい
                http://signifiant-lab.com/woman/
                このサイトでは
                従来の「女たちよ賢明であれ!」を少し加筆修正しています。
                恋愛と結婚の違い、恋愛はしても結婚をしない(できない)のはなぜか?
                仕事と生きがい、仕事と家庭、
                特に女性にとって妊娠・出産・育児とは何か
                これらのついて書いていきます。
                特に、女性の大切さと素晴らしさを再認識したいと思っています。
                なお現在、加筆修正中です。

                ☆ 思春期の悩み〜引きこもり・暴力・摂食障害・リストカット〜
                http://signifiant-lab.com/eatingdisorder/
                このサイトは
                あるクライアント母娘(Aさん)の葛藤と成長の記録です。
                Aさんが不登校から引きこもり、過食と拒食、暴力、リストカットから
                見事に自立していった姿を紹介しています。
                思春期にありがちな問題を表現したAさんと
                そのお母さんの苦悩と対応を通して
                少しでも参考にしてもらえればと思います。

                他にも
                「私と精神分析」=精神分析との出会いと、何が変わり、精神分析家となって何をしたいのか
                「不登校の子どもの母より」=あるクライントが、自らの「うつ」と子どもの「不登校」に対して、
                精神分析を通してどのように向き合って行ったかが書かれています。
                「トラウマ」=東日本大震災やいじめ、自殺など、様々な出来事がなぜトラウマとなるのか?
                トラウマとどのように向き合い解決していけばよいのかを書いています。
                「推薦図書」=精神分析を知りたい人とための参考図書の紹介です。
                主に、フロイト、ラカンを中心に紹介しています。

                是非一度、ご覧下さい。
                そして、ご意見・感想などをお待ちしています。
                要請があれば全国どこへでも参ります。
                メインサイト、シニフィアン研究所の迎意愛(むかい あい)まで電話、メールにてお寄せください。
                http://signifiant-lab.com/

                | お知らせ | 12:44 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
                247)コミュニケーション障害
                0
                  シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
                  精神分析という対話療法で心身の悩み相談をしています。
                             
                  今日は、「コミュニケーション障害について書きたいと思います。

                  ここで言う「コミュニケーション障害」とは、
                  自分が思っていることを、他者にうまく伝えられない状態を指します。
                  人前で話をすることができない、上がって声や体が震えるなど
                  様々な症状となって現れる場合も含みます。
                  しかし、そのような症状がなくても、
                  日々の生活の中で、自分の思いをうまく他者に伝えられない、
                  伝わらないのはなぜか?
                  それは
                  「自分の思いが相手に伝わった体験(環境)がなかったから」だと考えます。

                  子ども時代には、だれもが様々な要求を出します。
                  それに対して
                  きちんと聞いてもらった体験があったら
                  自分の言うことが周りの人に伝わった=コミュニケーションが取れた
                  と実感できます。
                  ところが、
                  「だめ」と否定されたり
                  「それよりこっち」と違うことを言われたら
                  自分の言うことは相手に通じない=コミュニケーションが障害された
                  と感じることでしょう。

                  この体験が幾度となく積み重ねられると
                  やがて、
                  自分だけでなく、人も信じられなくなり=人間不信、
                  自分の思いや考えを伝えることを断念してしまうことでしょう。
                  ここでは、それを「コミュニケーション障害」と呼びます。

                  対人関係の悩みを抱えた人の話を聴いていると
                  殆どの人が
                  ≪自分の言ったことを聴いてもらえなかった≫
                  ≪いつもダメと否定された≫
                  と語ります。
                  そして、
                  「こんなにじっくり最後まで話を聴いてもらったことは、今までなかった」
                  と言います。

                  対人関係はコミュニケーションが基本です。
                  対人関係がうまくいかないと感じている人は
                  その根底には「人間不信」があり、「対人不安」があります。
                  それを解消するためには
                  ≪信頼できる人に、じっくり聴いてもらう体験をすること≫です。
                  その積み重ねが
                  人間不信から人間信頼へと書き換えられていくことに繋がるのです。

                  シニフィアン研究所では、コミュニケーション障害の方とじっくり対話しています。
                  興味をもたれた方はこちらへ連絡ください。http://signifiant-lab.com/
                  コミュニケーション障害にならないための子育て法、オールOK子育て法はこちらです。
                  http://signifiant-lab.com/raise/

                  | 育児・子育て | 13:27 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
                  246)新しいカテゴリー「宛名のない手紙」
                  0
                    シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
                    精神分析という対話療法で心身の悩み相談をしています。
                               
                    今日は、新しいカテゴリー「宛名のない手紙の紹介をしたいと思います。
                                   

                    ネット
                    社会になった現在、「手紙」は一部の伝達手段になってしまいました。
                    そんな中で、あえて「宛名のない手紙」というカテゴリーを追加しました。
                    このカテゴリーでは、
                    私個人の体験を基に、
                    現在見聞きするニュースを通して
                    さまざまな人間の心模様と、
                    その叫びとでもいえる赤裸々な生の声を書いてみたいと思います。

                    思春期には、様々な葛藤、悩み、苦しみを誰にも言えずに胸の内に仕舞い込んでいる。
                    時には、親友と呼べる誰かに話したりもするけれど、
                    深い胸の内は、心に秘めている。
                    そんな想いがある閾値に達すると
                    外に向かって吐き出さずにはいられなくなってしまう。
                    それが、例えば「いじめ」「自殺」「非行」「不登校」「引きこもり」ではないでしょうか。
                    今も昔も、大人への階段を上っていく過程で
                    その若いエネルギーをどのように発散し、活用するかが問われます。
                    そして、一歩間違えればとんでもない問題へと発展していきます。
                    そのことは、時代が違っても同じではないでしょうか。

                    ≪みんな、悩んで大きくなった≫のです。

                    遠い昔、交換日記というものが流行った時代がありました。
                    気の合った友だち二人、もしくは数人(異性間でもあった)で
                    一冊のノートに自分の想いを書いて交換し合うもの。
                    それとは別に、
                    自分だけのノートを作り、
                    そこに詩やエッセー、小説、思いつきなどをしたためたもの。
                    それらは、誰かに読まれるために書かれたものではなく、
                    日の目を見ることもなく、大半は忘れ去られる運命にあるものです。
                    何かの機会に発見されて、当時を懐かしみ、
                    「この頃は、若かったなあ〜」
                    と振り返る程度でしょう。

                    出すあてのない、自分の赤裸々な想いを綴った手紙のようなもの。
                    それでいて、間違いなく自分が一所懸命に生きた証のようなもの。
                    そんなノートをひっくるめて「宛名のない手紙」と名づけてみました。

                    その性質上、
                    私個人の赤裸々な告白となるかもしれません。
                    物心ついた時から「これでいいのだろうか?」と問いかけ
                    悩み、自分の生きる意味を問いかけ、死に憧れたこともあった。
                    遺書まで書いたのに、死ねずにまだしぶとく生きている。
                    そして精神分析家(インテグレータ)となった今も生きる意味を問い続けている。
                    そして、

                    人間になりたい
                    人間でありたい
                    人間として死にたい

                    そんな叫びを聴いている日々です。
                    それらを自分の体験に置き換えて伝えたいと思っています。

                    ご意見、ご感想はこちらまでお願いします。http://signifiant-lab.com/
                    「思春期の悩み」http://signifiant-lab.com/eatingdisorder/
                    「不登校の子どもの母より」http://signifiant-lab.com/escape/
                    もあわせてご覧下さい。

                    | 宛名のない手紙 | 14:35 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
                    245)女性のエネルギー
                    0
                      シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
                      精神分析という対話療法で心身の悩み相談をしています。

                      今日は、「女性のエネルギー」 について考えていることを書いてみま

                      「元始、女性は太陽であった」とは、有名な平塚らいてうの自伝の題名です。
                      著者と内容について詳しくありませんが、
                      この「元始、女性は太陽であった」のフレーズだけを拝借して
                      思うところを書いてみたいと思います。
                      これはまったくの私見であり、
                      今感じていることを書き連ねたもの(妄想)となるであろうことをお断りしておきたいと思います。

                      女性は男性と比べて体格的にも筋力的にも差があり
                      数値的に小さいとされるのが一般的です。
                      ですから、圧倒的に男性の方がエネルギーも大きいと思いがちです。
                      ところが、時折
                      まったく逆ではないかと感じるのです。
                      仕事柄、男性よりも女性と接する機会が多く
                      様々な問題や悩みを聴き続けていると
                      「女性のエネルギー」の方が強大ではないかと感じるのです。
                      そして、そのことに先人は気付いていたのではないだろうか。
                      だからこそ、それを制御する様々な掟やルールを作って
                      コントルールし、気付かせないようにしたのでは?
                      (ひょっとすると気付いていないのは私だけかもしれません)

                      そのように考えを進めていくと
                      女性が子をなすのは、そのエネルギーの爆発を制御する
                      自然界というか、神というか、宇宙というか
                      そのようなものの摂理ではないのだろうかと思えてくるのです。
                      そして、女性が子をなす方法を取らなくなったとき
                      その強大で、膨大なエネルギーはどうなるのだろうか?

                      女性のそのエネルギーは
                      「太陽」や「マグマ」のエネルギーに匹敵するのではないだろうか?
                      そのようなエネルギーを女性は秘めている。
                      それをいち早く察知し、危険を感じたのは
                      女性ではなく、男性だった?
                      だからこそ、女性を家庭に留め、
                      そのエネルギーを子を産み、育てる方へと向けたのではないだろうか?
                      掟や法を作り、制御するのは
                      男性よりも女性のこのエネルギーを制御せんがためではなかったのでは?

                      この視点から見た時
                      太陽=マグマ=原子炉
                      このような式が浮かんできたのです。
                      専門的なことは全くの無知です。
                      原子炉の制御が効かなくなった時どうなるか?
                      それは東日本大震災を考えれば予測できるでしょう。
                      原子炉は、そのまま女性の姿ではないでしょうか?

                      もし、女性が子どもを産むことを敢えて選択しなかった時
                      そのエネルギーの放出方法を持たなかったら
                      そのエネルギーの制御方法を知らなかったら
                      どのようなことが起こるのだろう?
                      日本の女性が様々な分野で注目されるようになってきているのは
                      その一つの現れではないだろうか?
                      このような妄想が駆け巡ってしまいます。

                      私も含め、女性の皆さん
                      私たちの裡に秘められたエネルギーに気付いているでしょうか?
                      コントロールできているでしょうか?
                      気付くのが得策かどうか、
                      ブログでこのようなことを書くこともどうかさえ解りません。
                      ただ、

                      逆にもし、このようなエネルギーがあるのなら
                      女性こそそれに気付き、それを制御し、活用することこそが必要ではないでしょうか?


                      これらは、私の頭の中に浮かんできたことです。
                      ご意見などありましたら、こちらまでどうぞ
                      シニフィアン研究所のHP http://signifiant-lab.com/
                      メール signifiant1@gmail.com

                      | 生き方 | 12:02 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
                      244)心が成長する
                      0
                        シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山市)の迎意 愛(むかい あい)です。
                        精神分析という対話療法で心身の悩み相談をしています。

                        今日は、「心が成長する」 について書きま

                        心の成長とは何でしょうか?
                        何をもって、心が成長したと言うのでしょう。
                        心が成長するとは、「普通であること」だと言いたいと思います。

                        体は成長したけど、心は子どものままだとの言い方もします。
                        これは、年齢に応じた言動ではなく、
                        子ども時代と同じ言動を使っているということではないでしょうか。
                        子どもは、今すぐ思ったことを行動で表現し、
                        思う通りになれば素直に喜び、
                        思う通りにならなかったら、
                        なるまで泣いたり、暴れたりする。
                        つまり、TPO(時・場所・場合)に関係なく、
                        自分が思った時に、思った場所で、思ったそのままを、行動で表現しようとする。
                        これが、子どもの姿でしょう。

                        言葉よりも感情そのままを素直に表現する。
                        そこには打算も駆け引きもなく、ありのままの素直な姿そのままです。
                        それが子どもであり、子どもらしさです。
                        子ども時代には、子どもらしさの表現をして当たり前(普通)です。

                        このように、
                        年齢と年齢に応じた表現の仕方が一致している状態を「普通」と呼びたいと思います。
                        「普通」であることが、心が成長していることだと言えるのではないでしょうか。
                        言い換えると
                        年齢に応じた表現の仕方をしていることが、成長していることだということになります。
                        もっと言うと
                        成長と共に、感情そのままの行動よりも、言葉を使って表現することを求められます。
                        自律性(自分の感情や言動をTPOに合わせてコントロールすること)を必要とします。

                        成長すると言うことは「普通」に生きること。
                        つまり、
                        年齢に応じた自律性を持ち、行動よりも言葉で表現すること。
                        このように言えるのではないでしょうか。
                        そのためには
                        年齢に応じた表現方法を知ることが大切になってきます。

                        シニフィアン研究所では
                        この方法を学ぶ講座を開催しています。
                        興味をもたれた方は
                        シニフィアン研究所のHPを参照ください。http://signifiant-lab.com/#10
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